光熱費節約に繋がる設備が用意されている
かつての賃貸アパートは分譲マンションとは明らかに異なるグレードの設備だったために、光熱費が高いという問題点を抱えていました。しかし、近年の賃貸アパートでは、徐々にオール電化や都市ガスを採用した物件が増えています。なぜなら、設備グレードが高い部屋ほど入居希望者が多くなる傾向にあるので、空室率を下げるためにプロパンガスにこだわりがないオーナーは積極的にオール電化や都市ガスを採用しているからです。また、不動産屋としても直火を扱わないオール電化住宅ならば、火災リスクが少なく入居希望者へ勧めやすいと考えられます。そこで、賃貸アパート選びを光熱費まで考えて探す節約意識が高く経済観念がしっかりした入居希望者を多く集める方法として設備の充実度を上げているわけです。
電子錠やオートロック付き賃貸物件が増えている
賃貸アパート探しをインターネット経由で行う人が増えたことは、電子錠やオートロック付き賃貸物件を手軽に入居希望者が絞り込み検索できることを意味します。セキュリティ対策を賃貸アパートであってもしっかり行いたいという希望がある人ほど、電子錠へと交換済みの賃貸物件に注目するはずです。同じ家賃ならば従来型の鍵を採用した部屋よりも、電子錠を採用した部屋を選ぶことが明らかです。また、セキュリティ意識が高い入居者や女性ほど、オートロック付き賃貸マンションを選ぶ傾向にあります。オートロックならば確実に安心というわけではないものの、入り口の防犯カメラ設置とオートロック解除のために一端立ち止まる点がセキュリティ対策強化に役立っています。